バーチャル会場のマップの作成

今回、oViceのメタバース空間でバーチャル会場を運営することになりましたが、最も試行錯誤したことは、バーチャル会場のマップです。当初は既存のマップの利用や、ただ単に◯とか□の枠を作って終わりにしようと思っていましたが、それではせっかくバーチャル空間を活かせません。残念ながら初期デザインのマップは(ボツ作品はどんどん)削除していったので残っていませんが、相当ひどいものでした。最終的に、王道のRPG風のマップに決定しました。

 

マップ作成はTiledというソフトウェアでベースをマッピングしてPNGで出力後、OmniGraffleに読み込ませました。そして複数のレイヤーを使用してオブジェクトを配置し、最終的にJPEGで出力しています。4K(4800 × 2560 ピクセル)という広大なマップなのでファイルサイズがなるべく小さくなるようにしています。

 

今回のデザインコンセプトは、実行委員のメンバーの拠点を鉄道路線地図に配置し、そして会長が所属する杏林大学にほど近い井の頭公園をメインホールとして使用することにしました。野辺山45Mの図は立松先生から頂きました。大阪大学の先生達のAfterTalkSession会場を、当初は「万博記念ホール」という実在しない施設の名称を使用を考えていましが、某所よりNGが出てしまったため茂呂先生に相談したところ、たこ焼き公園はどうでしょうか?とコメントを頂き、即採用しました。もう一つホールを作る必要があったため、たこ焼きならお好み焼きだろう・・・という単純な思いつきで、大阪たこ焼きホールを作成しました。

 

なお、鉄道路線図の色は、実際の色に忠実に合わせ、さらにワープ空港のランウェイの数字・滑走路の向きも再現してありますので、その辺も楽しんでいただけたらと思います。

 

さて、いよいよ22日から学術集会が始まります。バーチャル会場で皆様のお越しをお待ちしております。

Tiledソフトウェアでベースをマッピング

OmniGraffleのレイヤーでオブジェクトを構築・配置